【第25日】身に与えられたとげ(2022年11月04日)
- 247unitedprayerjap
- 2022年9月11日
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この真理については、パウロが自分の身に与えられた「とげ」との闘いをとおして説明しています。
また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。 コリント人へ第2の手紙12:7-10
身に与えられるとげとなり得るものはたくさんあります。パウロは、弱さ、侮辱、窮乏、迫害、行き詰まりの状態という、自分に与えられたいくつかのとげを挙げています。パウロは、自分のとげについて、それらを離れ去らせてくださるように神に祈りました。しかし、神はその祈りを聞かれませんでした。なぜでしょうか。パウロがとげに対処するためには、神の恵みさえあれば良かったのです。
また、神は「力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われたとき、とても重要な真理を与えてくださいました。自分がいかに弱いかを分かれば分かるほど、そして、生活の中でとげだらけの誘惑に打ち勝つためにちっぽけな力を発揮しようとするのを早くやめればやめるほど、すぐに神の強大な力を経験し始めることができます。誘惑に打ち勝つために私たち自身が努力することは、実は、神の救い出す力を邪魔をしているのです。それをするとき、私たちは神に「助けて」いただけるよう頼っているつもりでも、実際は自分の力と能力を頼りにしているのです。神は私たちを「助ける」以上のことをしたいと願っておられます。神が勝利であられるのです。キリストが、誘惑からの解放なのです。私たちがそのような努力をやめ、神の邪魔にならないようにするとき、キリストは私たちのうちに、また私たちを通してご自身を現すことがおできになるのです。おそらく、"Let go, and let God(手放す、そして神にお任せする)"という言葉を聞いたことがあると思います。これが、そのことわざの意味するところです。
預言者イザヤは、神の力を経験するために、自分の弱さを認識することの重要性を理解していました。
疲れた者に力を与え、勢いを失っている者に大きな力を与えられる。弱き者に力を与え、力のない者に力を増し加えられる。 イザヤ書40:29
E.J. ワゴナーは、神に従おうとする罪びとたちの努力の無益さを次のように表現しています。
正しいことをするのがいかに難しいかについて、多くの人が話すのを 聞いたことがある。彼らのクリスチャン生活は失敗ばかりで満足できず、落胆し、あきらめたくなってしまうのだ。 彼らが落胆するのも無理はない。失敗が続けば、誰でも落胆するであろう。世界で最も勇敢な兵士でさえ、すべての戦いで敗れたとしたら、気弱になってしまうであろう。彼らは時折、自分に対する自信を失ってしまったと嘆いている。 かわいそうに、もし自分自身に対する自信を完全に失い、大いなる救いをもたらす方に全幅の信頼を置いたならば、彼らの話は全く違ったものになるであろう。そうすれば、彼らは「主イエス・キリストによって、神を喜ぶ」ようになるであろう。使徒は言った、「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい」ピリピ4:4。神を喜ばない人は、たとえ誘惑に遭い、苦しんだとしても、信仰の戦いを立派に戦い抜いているとは言えない。彼らは、自己過信と敗北という哀れな戦いをしているのである。 信仰に関する教訓 2 - 3
ワゴナーは、勝利するためにもがいている人々についての真理をいかに明確に述べていることでしょう。「彼らは時折、自分に対する自信を失ってしまったと嘆いている。かわいそうに、もし自分自身に対する自信を完全に失い、大いなる救いをもたらす方に全幅の信頼を置いたならば、彼らの話は全く違ったものになるであろう。」そうです、自分に対する自信を失いましょう!!! そうです、イエスに全幅の信頼を置くのです!!!
このために、主はあなたの人生に誘惑のとげを残されるのです。あなたはきっと、これらの罪のとげが離れ去るように神に祈ったことがあるでしょう。それらのとげによって、あなたの人生に落胆と敗北がもたらされるからです。しかし、神がそれらのとげを残されるのは、あなたの弱さの中にこそ神の強さが発揮されるという教訓を学んでほしいと願われるからなのです。あなたのうちにキリストの解放を経験し始めるとき、パウロと一緒にあなたも次のように宣言することでしょう。
だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。 コリント人へ第二の手紙12:9-10
祈りの焦点
聖霊のバプテスマのために
あなたの人生と教会におけるリバイバルのために
生活の中で、キリストの義なる従順を信じる信仰を通して、誘惑に対する完全な勝利を理解し、経験するために神が教会を導いてくださるように。
あなたの祈りのリストにある人々のために
第25日目 話し合いのための質問
1. パウロが肉体のとげについて述べた理由は何でしたか?-第2コリント12:7-10
2. パウロは自分の肉体のとげとして、弱さ、侮辱、窮乏、迫害、行き詰まりの状態というを挙げています。あなたの肉体のとげは何ですか?神があなたの人生でそれらを許したのはなぜだと思いますか?
3. 神の偉大な力が私たちの生活の中で働くためには、私達は何をしなければなりませんか?
4. 罪と誘惑に打ち勝つために、神の「助け」以上のものを必要とするのはなぜですか。神に助けを求めるとき、あなたは実際何を求めていますか?
5. "Let go, and let God(手放す、そして神にお任せする)"とは何を意味しますか?あなたの日常生活において、罪と誘惑に打ち勝つキリストの役割をどのように説明しますか?
6. 「神に完全に従おうとする私たちの努力は無駄です。」この意見に賛成ですか、反対ですか。
7. 自分自身への自信を失うことが、なぜ私たちの最終的な目標である必要があるのでしょうか?
8. ピリピ 4:4 を読んでください。聖書は自信と敗北の戦いを戦うためにどのような方法を与えていますか?
第25日目 心の準備/チャレンジ
1日を通して、神様が今日の読み物や話し合いの中であなたに語っておられることを思いだし、それをあなたの人生に適用できるように神様に願い求めてください。
明日の準備として、26日目を読んでください。
26日目のディスカッションの質問に祈りながら答え、26日目の一致した祈りのセグメントで共有する準備をしてください。
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