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【第28日】荷が軽くなること(2022年11月07日)

  • 247unitedprayerjap
  • 2022年9月8日
  • 読了時間: 7分

更新日:2022年10月30日

キリストによって誘惑から解放していただくことを経験せず、自分の努力に神が力を加えてくださるよう願い求めることによって、自分の努力で何とかしようとしているすべてのクリスチャンは、マタイによる福音書11章28-29節でイエスが言われた「軽い荷」を経験していないのです。それどころか、彼らの人生は挫折や困惑、敗北感で重苦しくなっています。イエスは私たちに、この重荷を負ったままご自分のもとに来るようにと呼びかけておられます。もしあなたがその方法を学ぶなら、あなたは「安らぎ」を見いだし、主との歩みがずっと「負いやすく」、「軽く」なっていくでしょう。なぜなら、イエスがあなたに勝利を与えてくださり、あなたは勝利のうちに主において安らぎを感じることができるからです。


私はというと、キリストのうちにとどまり、キリストが私のうちに、また私を通してご自身を現してくださるということを個人的に理解し、経験するようになるまでは、このキリストの言葉を理解することができませんでした。私にとって、クリスチャン生活は重荷であり、従順であることは容易ではありませんでした。しかし、キリストのご臨在について理解し、経験するようになったとき、初めてキリストの言葉が真実であることが分かったのです。「わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽い。」主は、信じる者すべてに同じ経験を与えてくださいます。


交わりつづける

このようなキリストにある勝利を得るには、一瞬一瞬、キリストと交わっていなければなりません。ダビデはこう書きました。「わたしは絶えず主に相対しています。主は右にいまし、わたしは揺らぐことがありません。」(詩篇16:8)ダビデは主が絶えず「相対して」おられることの必要性を知っていました。私たちは、イエスとの交わりを絶やしてはならないのです。


また、イエスが与えてくださる勝利を得るには、一瞬一瞬、イエスに身を委ねることが必要であることがわかります。たとえ過去にどれだけ誘惑に負けたことがあったとしても、誘惑に遭うときにはいつでも、イエスにお委ねしなければなりません。100%完全に降伏することが、100%完全な勝利への唯一の方法なのです。

エレン・ホワイトは、一瞬一瞬の交わりと降伏の必要性を、この言葉で書いています。


われわれは、多くの悪い習慣をやめ、しばらくの間はサタンとの交わりをたちきっているかも知れない。だが時々刻々に神に献身することによって、神との命のつながりを持っているのでなければ、われわれは打ち負かされてしまう。キリストを個人的に知り、たえずキリストと交わっていなければ、敵の思うままになり、ついには敵の命ずるとおりのことを行うようになる。 各時代の希望 324

また、日ごとに聖霊のバプテスマを受けることは、キリストとの交わりを絶やさないために不可欠なことです。エレン・ホワイトはこのことを認めて、こう書いています。

私たちは、神との生きたつながりを持たなければならない。より高い標準に達することができるよう、聖霊のバプテスマによって、いと高きところからの力を身にまとわなければならない。なぜなら、このほかに助けはないからである。 レビュー・アンド・ヘラルド1892年4月5日

神との「生きたつながり」を与えてくれるのは聖霊のバプテスマであると、はっきり教えられています。さらに、そのためには聖霊の満たしが絶対に必要であることも教えられています。彼女が言ったように、「このほかに助けはない」のです。



私たちの唯一の望みであられるキリスト

信仰による義のメッセージは、希望のメッセージであり、勝利のメッセージであり、イエスを高めるメッセージでありました。それは、イエスが勝利への唯一の望みであり、イエスの栄光のご再臨に備えておられることを教えています。


私は、主が再びこのメッセージを人々に向けて発信されていると信じています。どうか先人たちのような経験を私たちが繰り返しませんように。そして、キリストの満ちあふれる豊かさが私たちのうちに生き、その義が現わされるために神が導いてくださるよう願いながら、このメッセージを明確に理解できるようにと、主に切に願い求めることができますように。

このメッセージが与えられた世代は、それを受け取ることができませんでした。その後に続くいくつかの世代もまた、このメッセージを受け取ることができなかったようです。私は、先人の悲しい例に倣わないことを、現在の世代に挑戦したいと思います。神の霊に満たされるようにという神の呼びかけを真剣に受け止め、私たちの生活と神への奉仕の中でキリストが完全に現れてくださることを経験することができますように。主が私たちを待っておられるのはそのためなのです。

キリストは、ご自分の教会の中に、ご自身をあらわそうと熱望しておられる。キリストの品性が完全にキリストの民の中に再現された時に、彼らをご自分の所に迎えるために、主はこられるのである。 キリストの実物教訓69

キリストは、ご自分の民のうちにご自身を現されるのを待っておられます。しかし、人々が単にキリストの「ように」なることを待っておられるのではありません。そうではなく、ご自身が現わされ、見られることを待っておられるのです。また、ご自分の品性が民の中に「完全に再現される」ことも待っておられます。しかし主は、私たちが、キリストのために、そのご品性を自分のうちに再現することを待っておられるのではありません。そうではなく、キリストが、私たちのうちにご自分の義を生きてくださることによって、そのご品性を私たちのうちに再現されるのを待っておられるのです。これらのことは、1888年に提示された信仰による義のメッセージを理解し、経験することによってのみ実現することができます。


ワゴナーはこの経験を次のように説明しています。

強さの秘密はここにある。天地のすべての力を与えられている 神の子キリストこそが、その働きをなさる方なのである。 キリストが心の中にお住まいになってその働きをなさるなら、 繰り返し勝利を得ることができると言うことは、 誇っていることになるだろうか。そう、誇っているのである。 しかし、それは主を誇るのであり、許されていることである。 信仰に関する教訓 4

ひとたびキリストの義を経験するというこの驚くべき真理を発見したなら、あなたの人生は二度と同じものではなくなります。あなたの人生は喜びと平安に満たされるでしょう。そして今まで不可能だと思っていた勝利を見ることでしょう。イエスがあなたのすべてとなります。パウロが「あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です」(コロサイ人への手紙 1:27)と書いた意味を、あなたは経験から知ることになるのです。



祈りの焦点

  • 聖霊のバプテスマのために

  • あなたの人生と教会におけるリバイバルのために

  • 生活の中で、キリストの義なる従順を信じる信仰を通して、誘惑に対する完全な勝利を理解し、経験するために神が教会を導いてくださるように。

  • あなたの祈りのリストにある人々のために


第28日目 話し合いのための質問


キリストを照らす—私たちの唯一の希望

1. 誘惑や罪と戦うために自分自身の力だけではなく神に力を貸してもらうことはできない事に関しての著者はどのような立場をとっていますか?


2. 私たちは私たちの内にある神の働きと「意志」の力とのバランスをどのように取っていますか?


3. マタイ11:28-29 による「軽い荷」は、あなたの人生において現実のものですか?もし違うのであればあなたはなぜ違うと思いますか?


4. 著者は軽い荷とともにイエスにとどまることについて語っていますが、これら 2 つはどのように結びついているでしょうか?



関係を保つ

1. 信仰による義のメッセージは私達に何を教えてくれましたか?


2. 信仰による義のメッセージとはどのようなメッセージですか?


3. 私たちのうちにあるキリストの結果について話すとき、著者が強調するキーワードは何ですか?なぜ彼はその特定の単語を使用するのですか?


4. キリストが私たちの内に現れるとき、クリスチャンの歩みはどのように変化しますか? あなた自身はそれを信じますか?


5.  「栄光の希望であるあなたの中のキリスト」とはなんですか?


6. キリストが彼の民に現れたことによる結果は何ですか?


7. もし今日すべての人がキリストを現したら、あなたの教会はどう変わると思いますか?



第28日目 心の準備/チャレンジ

  1. 1日を通して、神様が今日の読み物や話し合いの中であなたに語っておられることを思いだし、それをあなたの人生に適用できるように神様に願い求めてください。

  2. 明日の準備として、29日目を読んでください。

  3. 29日目のディスカッションの質問に祈りながら答え、29日目の一致した祈りのセグメントで共有する準備をしてください。

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