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【第33日】罪のない時(2022年11月12日)

  • 247unitedprayerjap
  • 2022年9月3日
  • 読了時間: 5分

罪のない時

また、キリストが大祭司として仲介するのをおやめになるとき、私たちは、人生のすべての罪に完全に勝利した状態に達していなければなりません。いかなるものであっても、分かっている罪のうちに生き続けることはありません。思い、言葉、行いのどれをとっても、罪を犯しません。キリストが、私たちの生活の中で、また私たちの生活を通して、ご自分を完全に現してくださいます。このことに関連して、エレン・ホワイトはこう書いています。

「この世の君が来るからである。だが、彼はわたしに対して、なんの力もない」とイエスは言われた(ヨバネ14:30)。イエスの中にはサタンの誰弁(きべん) に応ずるものは何もなかった。イエスは罪に同意されなかった。一つの思いにおいてさえ、彼は試みに負けたまわなかった。われわれもそうなれるのである。
各時代の希望123

 罪を犯したときに頼るべきキリストの仲介の執り成しがなくなってしまうため、イエスにお会いする備えができている人はそのような経験をするはずです。それは不可能なことのように思えるかもしれません。しかし、それは真実なのです。1888年の信仰による義のメッセージは、神に対するそれほどの従順をどのように経験するかということに尽きます。そしてそれは、内なる御霊の力とキリストの義を信じる信仰によるのです。


 従って、今や、キリスト・イエスに結ばれている者は、罪に定められることはありません。キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。肉の弱さのために律法がなしえなかったことを、神はしてくださったのです。つまり、罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです。それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。(ローマ人への手紙8章1-4節)



後の雨に備えよ

 誘惑と罪に対する勝利は、私たちの生活の中で、聖霊の先の雨のバプテスマの力のもとに得なければなりません。そうでなければ、聖霊の後の雨は私たちにとって何の役にも立ちません。エレン・ホワイトはこう書いています。

私は、多くの人が必要な備えを怠りながら、主の日に立ち上がり、その御前で生きるにふさわしい者となるために、「慰めの」時と「後の雨」を待ち望んでいるのを見た。ああ、苦難の時に避け所のない人をどれほど見たことだろう。彼らは必要な備えを怠ったために、聖なる神の御前で生きるにふさわしい者となるために必ず持っていなければならない「慰め〔原文ではrefreshing(活気づけ、回復の意)〕を受けることができなかったのだ。
エレン・ホワイトによるクリスチャンの経験と教え 112

 もし私たちが、人生の罪の問題を真剣に考える必要などないと考えているとしたら、それはサタンの欺きです。エレン・ホワイトはこのことを、次のような言葉で確かなものにしています。

陥りやすいあらゆる罪、高慢、利己心、世を愛する心、あらゆる間違った言葉や行いに打ち勝たなければ、だれも「慰め」(後の雨)に与かることはできないのである。
同上、113

聖霊のバプテスマである「先の雨」は、「後の雨」の恩恵を受けるために必要な霊的成熟を私たちに与えてくれます。

地の収穫を熟させる後の雨は、人の子のご再臨に向けて教会を備えさせる霊的な恵みを表している。しかし、先の雨が降らない限り、生命は存在せず、緑色の葉も生えてはこない。先の雨による働きがなされていなければ、後の雨によって完成にいたる種は一つもないのである。
私の生きる信仰、333

御霊の後の雨が降るときに、それを認識するためには、先の雨である御霊のバプテスマによって十分な霊的成長を遂げていなければなりません。

行いを伴うクリスチャンの徳を体現することにおいて日々成長していない限り、後の雨のうちに聖霊が現れるのを認識することはできないであろう。聖霊は周りの人々の心に降り注いでいるかもしれないが、私たちはそれを見分けることも受け取ることもできないであろう。
牧師と福音伝道者への証し、 507

ですから、御霊の後の雨に備えるためには、キリストを信じる信仰のみによる義を理解し、経験しなければならないのです。




祈りの焦点

次のことを祈りましょう。

  • 聖霊のバプテスマのために

  • あなたの人生と教会におけるリバイバルのために

  • あなたと教会が御霊の後の雨を理解し経験できるよう、神が導いてくださるように

  • あなたの祈りのリストにある人々のために



第33日 話し合いのための質問

  1. キリストが私たちの大祭司として仲保者の働きを終えられたとき、私たちの生活はどうなりますか。

  2. 先の雨、聖霊のバプテスマの力のもとで、私たちが経験すべきことは何でしょうか。

  3. 今も多くの人が怠ってしまっている、必要不可欠な準備とは何でしょう。

  4. 神の民が必要な準備を怠ったら、どれほど恐ろしいことになるでしょうか。

  5. サタンが私たちを欺き、勝利しなくて良いと思い込ませようとしている罪は何ですか?

  6. 私たちが後の雨で聖霊を経験することを妨げるものは何ですか?

  7. イエス・キリストを信じる信仰による義を理解し、経験することは、私たちにとってどれほど大切なことでしょうか。



第33日 心の準備・挑戦

  1.  一日を通して、神様が今日の読み物や話合いの中であなたに語っておられることを思い出させ、人生に適用できるように助けてください、と神様に祈りましょう。

  2. 明日に備えるため、34日目を読みましょう。

  3. 34日目のディスカッションの質問に祈りながら答え、34日目のユナイテッドプレイヤーの「話し合いのための質問」で分かち合うための準備をしましょう。

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