【第34日】今日における神の招き(2022年11月13日)
- 247unitedprayerjap
- 2022年9月2日
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この真理に照らしてみると、神の霊に満たされなさい、自分のうちに、また自分を通してイエスにご自身を現していただきなさい、また信仰による義を経験しなさい、という神の招きを、すべてのクリスチャンが真剣に受け止めることが絶対に必要です。そうして初めて、人生のあらゆる誘惑と罪に打ち勝つことができるのです。エレン・ホワイトが次のように書いているのはこのためです。
教会を正しい位置に引き上げ、間近に迫った争いに神の民を備えさせることができるのは、聖霊のバプテスマ以外にはないのである。
原稿 第二巻、30
1888年の信仰による義のメッセージは、人生の誘惑や罪に対して完全に勝利できるというメッセージです。イエスが来られる時に生き残っていようとするならば、すべてのクリスチャンが信仰による義を理解し、経験することが必要なのです。
さらに、罪は心の問題であり、単に不従順な行いをすることだけを指しているのではありません。私たちのうちにあるキリストの義を通して、御霊によって心を変えることがおできになるのは、神のみなのです(ローマ5:5、ガラテヤ5:22-23)。
しかし、信仰による義の真のメッセージを理解していない人は、次の二つの誤った教えのいずれかに陥ってしまうことでしょう。
もしその人が神の要求のすべてに従うことを強く決意しているなら、「律法主義」と呼ばれる偽物に陥ることでしょう。その人は、自分の努力で聖なる者になろうとし、その努力に神の助けと力を加えていただけるよう願い求めます。このような宗教体験は重荷を伴います。また、キリストが差し出されている解放の喜びを知らないため、喜びを感じることができません。
あるいは、神の要求のすべてに従うなど自分には到底不可能であると悟り、敗北を認めることでしょう。そういう人は、神のご要求のすべてに従うなど無理であるという態度をとるようになります。努力をやめて、ごく名ばかりのクリスチャン生活を送るようになります。そして、心の中でこう言います。「神は私の欠点を赦し、イエスが来られる時にようやく私に絡みつく罪から解放してくださるだろう。」また、苦難の時に仲介者としてのキリストなしに生きるという概念も否定せざるを得なくなります。
1888年とその後の数年間、サタンが信仰による義のメッセージをおおい隠そうと懸命に戦ったのも不思議なことではありません。教団として律法主義を経験してきましたが、今日では、律法主義を拒否する多くの人々が名ばかりのクリスチャン生活に陥っています。
私たちがキリストを信じる信仰のみによる義という真理を発見さえしなければ、サタンは私たちがどちら側の誤りに陥ろうと気にしません。私たちがこの重要なメッセージを受け取ってキリストにある経験をすることを妨げようとするサタンの努力を、今日、主が打ち破ってくださるよう祈っています。どうか神が、キリストを信じる信仰のみによる義という真理に対して私たちの心の目を開いてくださいますように(エペソ1:17-19)。
第34日の祈りの焦点
聖霊のバプテスマのために
あなた自身と教会のリバイバルのために
神様があなたと教会を導き、御霊の後の雨を理解し経験することができるように
あなたの祈りのリストにある方々のために
第34日 話し合いのための質問
信仰による義という真理に対し、私たちはどう反応すべきでしょうか。
聖霊のバプテスマが教会にもたらす二つの重要なことは何でしょうか。
信仰による義の真のメッセージに対する誤解は、人にどのような影響を与えますか。
なぜサタンは信仰による義のメッセージを隠そうと戦うのでしょうか。
1888年の信仰による義のメッセージとは何ですか。
第34日 心の準備と挑戦
一日を通して、神様が今日の読み物や話合いの中であなたに語っておられることを思い出させ、人生に適用できるように助けてください、と神様に祈りましょう。
明日の準備として、35日目を読みまましょう。
35日目のディスカッションの質問に祈りながら答え、35日目のユナイテッドプレイヤーの「話し合いのための質問」で分かち合うための準備をしましょう。
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