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【第37日】信仰による義(2022年11月16日)

  • 247unitedprayerjap
  • 2022年8月30日
  • 読了時間: 5分

クリスチャンとしての年月をとおし、私は、主との個人的な歩みの中で何かが足りないと感じていました。クリスチャン生活を重荷に感じることが何度となくありました。誘惑に打ち勝ったとしても、せいぜい時々のことでしかありませんでした。キリストのくびき(マタイ11:28-30)は、私にとってあまり軽いものには感じられませんでした。


しかし、私は様々なクリスチャンによる著書を読み、イエス・キリストの福音には私が理解している以上の何かがあると感じていました。理論的に分かってはいても、常に勝利し続けるための力を実際に見たり経験したりすることができなかったのです。そして神に、自分の努力に力を加えてくださるよう願い求めながら、従順になるための努力を続けていました。しかし、一貫した勝利は私の手の届かないところにあるように思えました。


すると、ある日の読書中、イエスの罪に対する勝利の人生を、私たちの人生の中で歩んでいただくべきであるという聖書の教えが、よりはっきりと見えてきたのです。私は、この素晴らしい真理に対して心の目を開いてくださるよう、主に真剣に祈りました。そして、これを心に刻み、この真理を理解しようとしました。


すると、私の魂に光が射し始めたのです。ああ、なんという喜びであったことでしょう。誘惑と罪に打ち勝つための、キリストを信じる信仰のみによる義という輝かしい真理を、私はついに理解し始めたのです。キリストは罪を赦してくださる救い主であるだけでなく、罪から解放してくださる救い主であるということがわかり始めました。


私は、学んだことを自分の生活に当てはめるようになり、この素晴らしい教えが単なる理論ではなく、現実のものであることを発見しました。ついに、キリストを信じる信仰による義の真理を発見したのです。この経験によって、主との歩みに大きな変革が起こりました。


ですから、私のクリスチャンとしての経験の中で驚くべき第三の経験は、信仰による義の聖化という側面を発見したことでした。その結果として、七冊目の著書『霊のバプテスマとキリストのうちにとどまること』を書くこととなったのです。



1888年のつながり


前述のとおり、主が私に示されたことは、1888年にジョーンズとワゴナーによって示された信仰による義のメッセージと確かに似ているということを、信者仲間を通して気づかされました。私はこのつながりの可能性についてしばらく考え、ジョーンズとワゴナーの著書を読み、1888年のメッセージについてエレン・ホワイトが何と語っているかを学びました。そして、100年以上前に神が私たちの教団に与えてくださった信仰による義という素晴らしいメッセージについて執筆するべきであると確信するようになったのです。


私の祈りは、神が私たち一人ひとりに差し出しておられる三つの驚くべき経験、すなわち、新生、聖霊のバプテスマ、そしてキリストを信じる信仰のみによる義の経験を、あなたも経験することです。この三つの経験のすべてに与かるとき、主にある喜びが満ちあふれ、イエスはあなたにとって、これまで以上に尊い存在となるでしょう。そして、主があなたのために、あなたのうちに、あなたを通してなさったこと、そして今なさっていることに対する主への賛美であなたの心は満たされることでしょう。


この三つの経験は、最高に素晴らしい経験であるキリストの栄光のご再臨に私たちを備えさせるものです。


アメイジング・グレイスという歌の歌詞は、なんと真実でありましょうか。



驚くばかりの神の恵み!何と美しい響きであろうか。私のような惨めな者までも救ってくださった!かつて私は道に迷っていたが、見出され、盲目であったが、今は見える。
神の恵みこそが、私の心に恐れを教えてくれた。そして、その恵みが私を恐れから解き放った。私が初めて信じたその時、神の恵みがどれほど尊く思えたことだろう!
これまで多くの危険、苦しみ、罠を乗り越えてきた。神の恵みが私をこれまで無事に守ってくれた。そしてその恵みこそが、天のふるさとへ私を導いてくれるだろう。
天に何万年いようとも、太陽のように明るく輝き続ける。初めて歌ったときと同じように、神への賛美を歌い続けることだろう。
 
(讃美歌の歌詞)
 
我をも救いし くしき恵み 迷いし身も今 立ち帰りぬ
おそれを信仰に 変え給いし 我が主の御(み)恵み げに尊し
苦しみ悩みも くしき恵み 今日まで守りし 主にぞ任せん
この身は衰え 世を去るとき 喜びあふるる 御国に生きん
アメイジング・グレイス  
ジョン・ニュートン作 
セブンスデー・アドベンチスト讃美歌(英語版)108番より引用

そう、新生、聖霊のバプテスマ、キリストへの信仰による義の経験は、すべて神の驚くべき恵みの行為なのです。



37日目 祈りの焦点

  • 聖霊のバプテスマ

  • 自分自身と教会のためのリバイバル

  • 神様があなたの教会を、キリストの再臨に備えて、新生、聖霊のバプテスマ、そしてキリストを信じる信仰のみによる義の経験の3つの驚くべき体験を理解し、経験するように導いてくださいますように。

  • あなたの祈りのリストにある人たち



第37日目話し合いのための質問

  1. 神様の恵みである3つの驚くべき経験とは何ですか?

  2. あなたは主との個人的な歩みの中で、何かが欠けていると思いますか?それは何ですか?あなたの考えを聞かせてください。

  3. この3つの体験のすべてに入ったら、クリスチャン生活はどうなりますか?

  4. この3つの経験は私たちに何を準備させますか?

  5. 神様の恵みのこの3つの驚くべき行為を経験するために、人は何をするでしょうか?

  6. あなたは時々、罪や誘惑に対する一貫した勝利が自分には手が届かないように感じることがありますか?

  7. あなたは今、罪と誘惑に打ち勝つ方法を理解していますか?

  8. どうすれば、罪や誘惑に打ち勝つことができるのでしょうか?

  9. 1888年のメッセージと、キリスト・イエスにある義との関係を理解しましたか?



37日目 心の準備/チャレンジ

今日一日を通して、神様が今日の朗読とより深い話し合いの中であなたに語っておられることを思い出し、それをあなたの人生に適用できるよう助けてくださいとお願いします。



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