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【第3日】1888年メッセージの重大性の継続 (2022年10月13日)

  • 247unitedprayerjap
  • 2022年10月4日
  • 読了時間: 5分

弟子たちがペンテコステの日に聖霊のバプテスマを受けてキリストの業を行う力を得たように、神の最後の残りの民も、第三の天使のメッセージを力強く宣べ伝えるために、聖霊で満たされなければなりません。先の雨、つまり聖霊のバプテスマを受けなければ、後の雨の恩恵を受けることはできないのです。

神は、信仰による義のメッセージを民にもたらすことによって、聖霊をあまたに差し出しておられたのです。

聖霊の恵みは何度も何度もあなたがたに対して差し出されました。高きところからの光と力が、あなたがたのただ中に豊かに降らせられたのです。 牧師と福音伝道者への証しP97

もし、聖霊が完全に受け入れられ、1888年のメッセージの後に信仰による義のメッセージが神の民に受け入れられていたならば、その結果は輝かしいものであったことでしょう。第三の天使のメッセージは御霊の力によって与えられ、キリストは人々の生活のうちに完全に反映され、大いなる叫びは発せられ、御霊の後の雨が降り注ぎ、キリストはおいでになっていたことでしょう。

キリストは、罪をお赦しになる救い主であると同時に、罪からお救いになる救い主として、世に示されなければなりません。これが完全なる福音のメッセージです。この信仰による義の完全な福音が、証しとして全世界に宣べ伝えられる時にこそ、イエスは戻って来られるのです。罪をお赦しになる救い主のみを示す福音は不完全な福音であり、キリストの約束と預言を成就するものではありません。


そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、 全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。 マタイによる福音書24:14

エレン・ホワイトが、キリストのご再臨前に1888年の信仰による義のメッセージが伝えられることの必要性について、これほど力を入れて書いているのはこのためなのです。それは、神の民をその栄光に満ちた出来事に対して備えさせることのできる唯一のメッセージであるからなのです。




話し合いのための個人の読み物:

大失望


本当であれば、前述のとおりであったことでしょう。しかし悲しいことに、そうではありませんでした。エレン・ホワイトは、メッセージが神の意図されたとおりに受け取られていないことに気づき始めました。そして彼女は大きな懸念を示してこう書きました。

何年にもわたって差し出されていたこの大いなる救いを無視し、 キリストの血による義認と聖霊の清めの力による聖化という 輝かしい申し出を軽んじるなら、罪のための犠牲はもはやなくなり、 裁きと激しい憤りをおののきながら待つだけとなるであろう。 同上

教団の指導者たちが、この神からのメッセージに抵抗し、拒絶さえしたのは重大な誤りでした。これに関して、エレン・ホワイトは、メッセージが与えられてから8年後の1896年に次のように書いています。


ミネアポリスでワゴナー兄弟とジョーンズ兄弟を通して与えられた 主のメッセージに対して示された反対の大きな根底にあったのは、 先入観を捨て、この真理を受け入れるのを嫌がる気持ちであった。 その反対をかきたてることによって、サタンは、神が彼らに与えたいと 切望された聖霊の特別な力を、私たちの兄弟姉妹から大きく遠ざけることに 成功したのである。ペンテコステの日以降に使徒たちが 宣べ伝えた時のように、世界に真理を宣べ伝えるうえで得ることが できていたかもしれない効率が敵によって妨げられたのである。 全地をその栄光で照らすべき光は拒絶され、彼ら自身の行動によって、 世界から大いに遠ざけられてしまったのである。 レター1896年96

ここでも彼女は、神の民に授けられる聖霊と、信仰による義のメッセージを結びつけています。どちらも拒絶されたのです。このため、エレン・ホワイトは1901年にこう書いています。


私たちは、イスラエルの子供たちのように、反抗的な態度のためにあと何年もこの世に留まらなければならないかもしれない。 レター1901年184号

この予想は確かに的中しています。この文章が書かれてから100年以上たちますが、私たちは未だこの世に留まっています。

神は今日、最後の世代が現れるよう呼びかけておられます。イエスにお会いする備えができている世代の一員となるためには、聖霊のバプテスマと信仰による義を理解し、経験しなければなりません。


キリストの義の衣を身にまとった者だけが、大いなる力と栄光を帯びて現れるキリストのご臨在の栄光に耐えることができるのである。 レビュー・アンド・ヘラルド1908年7月9日号


第3日 祈りの焦点

次のことについて祈りましょう。

  • 聖霊のバプテスマ

  • 自分と教会のリバイバル

  • あなたが信仰による義を理解し、経験するための神のお導き

  • あなたの祈りのリストにある人々



第3日 話し合いのための質問

1. 義認とも呼ばれる認められるキリストの義とは何ですか。

2. 聖化とも呼ばれる、授けられる義とは何でしょうか。

3. ペテロの手紙第二 1章4節によると、キリストの本性はどのようにして信者に植えつけられるのでしょうか。神様の約束を通した聖霊によってです。

4. もしキリストが私たちの中で義の人生を歩んでくださることを望むなら、私たちは何をしな ければなりませんか。神様の約束を信じ、求めなければなりません。

5. キリストがクリスチャンの中で義の人生を生き始めとき、クリスチャンは何を経験するでしょうか。誘惑と罪に対するキリストの勝利です。なぜならキリストが信仰者の人生に彼の勝利した人生を生きるからです。

6. この真理を、あなたの人生で経験したことから描写してくださいますか?



第3日 心の準備と挑戦

  1. 一日を通して、神様が今日の読み物や話し合いの中であなたに語っておられることを思い出し、それをあなたの人生に適用できるよう神様に願い求めてください。

  2. 明日の準備として、第4日を読みましょう。

  3. 明日の話し合いの質問に祈りながら答え、ユナイテッドプレイヤーの後の話し合いで共有する準備をしてください。

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