【第4日】ジョーンズとワゴナーによる1888年のメッセージ(2022年10月14日)
- 247unitedprayerjap
- 2022年10月3日
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ジョーンズとワゴナーは、1888年とその後の数年間にわたり、多くの聖書の真理を教えました。本書では、彼らのメッセージの核心と思われるもの、すなわち、キリストへの信仰による義に焦点を当てます。信仰による義は、キリストの、罪びとを義とする義と、罪を清める義の両方を包含しています。ここでは、彼らが説いた信仰による義のうち、主に聖化という側面に焦点を当てます。
信仰による義のメッセージは、彼らの著作からはっきりと伝わってきます。1888年以降、エレン・ホワイトもこのテーマについてしばしば執筆しています。神は、1888年のメッセージによって、私たちの教団に対しかつてないほどキリストを高められました。
彼らのメッセージの中核には、いくつかの重要な教えが含まれています。これらの教えを以下に列挙し、ジョーンズとワゴナーの言葉を引用します。
キリストは肉において、誘惑と罪に対する完全な勝利を収められ、全き正しい人生を歩まれました。
キリストにおいて戦いが行われ、あらゆる点において勝利が完全なものと なった。キリストは肉そのものとなられた。つまり、ご自身が贖うために 来られた人々と同じ肉と血になられたのである。 信仰に関する教訓, 129
イエスが十字架で死なれたのは私たちの罪のためであり、その死によって、イエスを信じるすべての人の人生における罪の力が打ち砕かれました。
このように、クリスチャン信仰の完全な勝利のうちに、 この世のすべての人が「『私はキリストとともに十字架につけられた』、私の古く罪深い人性がキリストと共に十字架につけられることにより、この罪のからだは滅び、今後、罪に仕えることはない。 (ローマ人への手紙6:6)」と心から言うことができる。 同上 114
神はすべてのクリスチャンに、神の戒めに完全に従う生活を送るよう求めておられます。
ローマ書第六章の一節、二節、六節、七節、八節の意図していることは すべて、私たちが罪に陥らないようになることであるのは明白である。 同上、144
どのような人でも、どれほど献身したクリスチャンであっても、一生懸命に神の戒めを守ろうとすることによって自らの力で従順で正しく生きることは絶対に不可能です。
すべての人がこれを経験している。つまり、善を行いたいと願いながら、 憎むべき悪しか行わず、良くなりたいという決意はありながら、 それをどのように実行すればよいかが分からず、内なる人は神の律法を 喜んでいながら、自分の体の中に別の律法を見出し、 自分の心の律法と戦い、自分の体の中にある罪の律法のとりことなり、 ついには、「わたしはなんと惨めな人間なのでしょう。死に定められた この体から、だれがわたしを救ってくれるでしょうか。」と叫ぶのである。(ローマ人への手紙7:14-24) 同上、36-37
話し合いのための個人の読み物:
聖霊を通して、キリストは信徒の中に生きておられます。キリストと信徒とのこの驚くべき一致のゆえに、キリストは人々の人生のうちにおられ、自らの勝利を現されます。
キリストは信じる者すべての心に宿っておられる。 ...彼らの命は自分自身から出たものではなく、キリストの命が彼らの 死ぬべき肉の中に現れている。(コリント第二4:11参照) これが「クリスチャンとしての人生」を送るということである。 同上、66
クリスチャンが罪に対する勝利の人生を送ることができる唯 一の方法は、信仰による義を理解し、経験することです。私たちは、自分につながり、自分を通して義なる人生を生きてくださるキリストに信仰を置くとき、勝利を得ることができます。
そして、クリスチャンの完成への道がある。それは、罪の体の滅び、罪からの解放、義の奉仕、神聖さ、また、聖霊によってキリストのうちに完全な者となること、そして永遠の命への、十字架の道である。 同上、146
イエスがお戻りになるときにお会いする備えができていることを望むすべての人にとって、人生におけるあらゆる誘惑と罪に対して絶対的な勝利を得ることは欠くことのできないことです。
A.T.ジョーンズは、第七の天使がラッパを吹くとき、「神の秘められた計画」が成就すると書かれた黙示録10章7節を引用し、こう書いています。
しかし、神の秘められたご計画とは何か。「あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望である。…キリストは肉において現れ」られた。そして この時代、その秘められたご計画は十四万四千人において完成される。 それは、人間の肉における神の御業である。 神が人間の肉において、あなたと私のうちに現れられる。 私たちに対する神の御業が完成するのである。 そして私たちは、イエス ・キリストにおいて完全な者となる。 御霊によって成熟した人間となり、 キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのである。 同上、150
以上は、信仰による義の中で、聖化という側面についてのジョーンズとワゴナーの中心的な教えを私なりに簡単にまとめたものです。
エレン・ホワイトは、1888年に提示されたこの信仰による義のメッセージを受け取ることが、大いなる叫び、聖霊の後の雨をもたらし、キリストの栄光のご再臨を早めることになると明確に述べています。
これは、神が世界に伝えるよう命じられたメッセージである。 それは大声で宣べ伝えられるべき第三の天使のメッセージであり、 それに伴いあまたの神の霊が注がれる。 牧師と福音伝道者への証し 1895、91-92
本書をお読みの皆様が、この胸躍るような現実を憶え、キリストへの信仰による義を明確に理解するために、真剣に神に求めてくださることを祈ります。
私は個人的に、キリストのご再臨が間近に迫っていると信じています。この世界で起こっている多くの自然現象や人為的な現象によって、ご再臨が間近に迫っていることが私たちに警告されています。ですから私は、神が最後の世代のクリスチャンを立ち上がらせて、神の栄光と義なるご品性で地上を照らすために彼らをお用いになると信じています(黙示録18:1)。この神の最後の御業にあずかる者は皆、信仰による義を理解し、経験しなければなりません。だからこそ、神はこの素晴らしい希望に満ちたキリスト中心のメッセージを再び人々に伝えておられるのです。
第4日 祈りの焦点
次のことについて祈りましょう
聖霊のバプテスマ
自分と教会のリバイバル
聖霊の後の雨の力により、第三の天使のメッセージが大いなる叫びをもって宣べ伝えられるために、教会が信仰による義を理解し、経験できるよう神のお導きがあるように
あなたの祈りのリストにある人々
第4日 話し合いのための質問
今日のディボーショナルで紹介されている、ジョーンズとワゴナーが説いた信仰による義の7つの真理を自分の言葉で要約してください。
2. 次の引用文の中で、エレン・ホワイトは、1888年の信仰による義のメッセージについて、何を述べているのでしょうか。
これは、神が世界に伝えるよう命じられたメッセージである。 それは大声で宣べ伝えられるべき第三の天使のメッセージであり、 それに伴いあまたの神の霊が注がれる。 牧師と福音伝道者への証し 1895、91-92
第4日 心の準備と挑戦
一日を通して、神様が今日の読み物や話し合いの中であなたに語っておられることを思い出し、それをあなたの人生に適用できるよう神様に願い求めてください。
明日の準備として、第5日を読みましょう。
明日の話し合いの質問に祈りながら答え、ユナイテッドプレイヤーの後の話し合いで共有する準備をしてください。
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