【第5日】聖霊のバプテスマ (2022年10月15日)
- 247unitedprayerjap
- 2022年10月2日
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聖霊のバプテスマというテーマについてより深く学ぶために、拙著『聖霊のバプテスマ』を読者にお勧めします。その本を読んだことのある人にとっては、この章は復習となってしまうでしょう。しかし、読んだことのない人のために、この章を含める必要を感じました。
クリスチャンがその生活のうちにキリストの絶え間ないご臨在を経験するためには、聖霊のバプテスマを理解し、経験することが不可欠です。キリストが私たちのうちに生きておられるときにのみ、キリストの義が実現するのです。もし私たちが聖霊のバプテスマを理解し経験していなければ、私たちのうちに住んでおられるキリストの満ちあふれる豊かさを享受することができず、私たちのうちにキリストの義が現されず、イエスに似た者となってご再臨に備えるために必要な勝利を得ることはできないでしょう(1ヨハネ3:2)。また、主への奉仕も実を結ばなくなります。
サタンの計画
サタンは、私たちが聖霊のバプテスマを理解し経験することを望んでいません。エレン・ホワイトは、この賜物を神の民が受け取るのを妨げようとするサタンのたくらみに気づいていました。
聖霊の働きはキリストの教会にとってきわめて重要であるため、 極端論者や狂信者の誤りによって、聖霊の働きについて侮りをまねき、 主ご自身がお与えになったこの力の源を神の民に無視させるのが、 サタンの策略の一つなのである。 各時代の大争闘、VIII
聖霊のバプテスマとは、信徒の生活への特別な聖霊の満たしを表しています。このバプテスマは、満たしや油の注ぎとも呼ばれ、2,000年前のペンテコステの日以来、クリスチャンが受けることができるようになりました。ペテロは、ペンテコステの聖霊降臨を、ヨエルの「先の雨」の預言と関連付けています(使徒2:16-21)。
話し合いのための個人の読み物:
イエスのみ約束と模範
御父は求める者に御霊を与えてくださると、イエスは約束されました(ルカ11:13)。パウロは、信仰によってこの賜物を受けると教えています(ガラテヤ3:14)。この賜物を受けることは、パウロが「霊に満たされなさい」と命じているほど重要なことです(エペソ5:18)。イエス・キリストの福音が提供する完全な救いの経験を切に願うなら、これは単に選択肢の一つではなく、必要不可欠なことなのです。
イエスはすべてにおいて私たちの模範となられました。そのご生涯において、バプテスマに続く特別な別の出来事として聖霊のバプテスマがありました。これにより、サタンに対する勝利に備えることがおできになったのです。それはまた、宣教のための特別な油の注ぎでもありました(ルカ4:18-19)。
キリストのご経験は、すべてのクリスチャンの神聖な模範です。キリストは御霊によってお生まれになりました(ルカ1:35)。幼年期と青年期には御霊に導かれました(ルカ2:52)。そして水のバプテスマをお受けになり、その後、祈りへの応えとして聖霊のバプテスマをお受けになりました(ルカ3:21-22)。それ以降、キリストは聖霊に満たされておられました(ルカ4:1)。この聖霊のバプテスマ(満たし、または油の注ぎ)のご経験の後、キリストはサタンに立ち向かって大勝利を収めるための備えがおできになったのです(ルカ4:2-13)。その日以降、御霊の力による宣教に邁進されました(ルカ4:14;使徒10:38)。
すべての信徒の経験とは、キリストの模範に倣うことです。クリスチャンは、まず御霊によって生まれ、水のバプテスマを受けます(ヨハネ 3:5-8)。しかし、水のバプテスマだけでは十分ではありません。それは始まりにすぎないのです。それだけではなく、聖霊のバプテスマ、つまり聖霊に満たされなければなりません(ルカ3:16、使徒1:4-5)。この聖霊のバプテスマは、ペンテコステの日以降に受けることができるようになりました。信徒が勝利の人生を送り、キリストの証しをする力を持つためには、聖霊の満たしが必要なのです(使徒1:8)。
信じる者は、イエスが行われた「業」を行い、さらに「もっと大きな業」を行うとイエスは言われました(ヨハネ14:12)。イエスは地上におられたとき、一度に一ヶ所にしかおいでになれませんでした。しかし、御父のもとに昇天された後は、聖霊を通して従う者たちにお宿りになり、地上の多くの場所にいらっしゃることができるようになりました(1ヨハネ3:24、ヨハネ14:16-18)。それゆえイエスは、聖霊によってご自分がなさったのと同じ働きをするようにと、信徒に力をお与えになりました。その働きは、より広範囲で力強いため、より大きな働きとなるのです。
イエスの約束の成就は、ペンテコステの日以降に見ることができました。福音が宣べ伝えられ、魂はとらえられ、信徒のうちに一致と喜びが見られ、病人は癒されました(使徒2:46-47、5:15-16)。これは、イエスの宣教と同じような宣教の方法でした。
5日目の祈りの焦点
聖霊のバプテスマ。
自分自身と教会のためのリバイバル
神様が教会とあなたを日々経験できるように導いてくださいますように。
イエスのために聖霊に満たされたミニストリーを毎日経験できるように。
あなたの祈りのリストにある人たち。
5日目 ディスカッションの質問:
サタンは、どのように聖霊の働きを妨げようとしますか?
聖霊のバプテスマの経験は、他にどのような表現ができますか。
聖霊のバプテスマはいつからクリスチャンが受けられるようになったのですか?
キリストが経験したことの中で、クリスチャンが経験すべきことのモデルとなるものをいくつか挙げてください。・ルカ 1:35 ・ルカ 2:52 ・ルカ 3:21-22 ・ルカ 4:1-13 ・ルカ 4:14 5.
聖霊のバプテスマは、クリスチャンのオプションですか、それとも必要なものですか。
5日目 心の準備と挑戦
一日を通して、神様が今日の読み物や話し合いの中であなたに語っておられることを思い出し、それをあなたの人生に適用できるよう神様に願い求めてください。
明日の準備として、第2日目を読みましょう。
明日の話し合いの質問に祈りながら答え、ユナイテッドプレイヤーの後の話し合いで共有する準備をしてください。
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