【第8日】私たちは聖霊を悲しませることができる (2022年10月18日)
- 247unitedprayerjap
- 2022年9月28日
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私たちは、御霊を悲しませるようなことをすることがあります(エペソ4:30)。もし私たちが日ごとに主を求めず、主の導かれるところに協力して従わないなら、主の力は弱まり、私たちのクリスチャンとしての経験も弱くなってしまうでしょう。
神は私たちに何かを強制されることはありません。御霊のバプテスマを受けるとき、神は私たちの人生により大きな影響をお与えになります。神の働きかけをより強く感じるようになります。御霊は日々、私たちの心のうちに神に従いたいという思いを生じさせてくださいます。神の御言葉を学び、もっと祈るようにと呼びかけてくださいます。また、私たちが義を愛し、罪を憎むように導いてくださいます。しかし私たちには、御霊の働きかけを無視する自由が常にあります。しかしそれをしてしまうと、御霊を「悲しませる」、または「御霊の火を消す」プロセスが始まってしまうのです。パウロは、聖書の多くの箇所でこれを避けるための非常に実践的な助言をしています。信徒がクリスチャン生活を送る上での実践的なパウロの助言は、生活の中で御霊の満たしを維持することを目的としています。エペソ4:25-32と1テサロニケ5:14-19は、そのような助言の二つの例です。
パウロは、信徒に宿っておられる神の御霊が、これらの聖句に挙げられていることを行うよう信徒に働きかけておられることを知っていました。もし私たちが聖霊の働きかけに従わないなら、御霊を「悲しませ」、「その火を消して」しまう危険性があるのです。
もし御霊を悲しませてしまったとわかったとしても落ち込まないでください。そうではなく、赦してくださるよう神に求めてください(1ヨハネ1:9)。そうすれば、神はあなたを赦してくださいます。そして、御霊で新たに満たしてくださるよう、神に願いましょう。そうすれば、神はあなたを満たしてくださいます。信仰を持って神に願うなら、それを受け取ることができるのです(ガラテヤ3:14)。
ダビデは、神が憐れみ深い方であることを知っていました。彼は姦淫と殺人の罪を犯しました。このような恐ろしい行為を犯したとき、彼は神の御霊の働きかけから離れ去っていたのです。しかし、御霊によって自分の罪を悟ったとき、祈りのうちに神に立ち返りました(詩篇51篇)。特にこの言葉に注目してください。
わたしの罪に御顔を向けず、咎をことごとくぬぐってください。 神よ、わたしの内に清い心を創造し、新しく確かな霊を授けてください。 御前からわたしを退けず、あなたの聖なる霊を取り上げないでください。 御救いの喜びを再びわたしに味わわせ、自由の霊によって支えてください。 詩篇51:9-12(新共同訳11₋14節)
神から遠ざかっていることに気づいたら、一瞬たりとも待ってはなりません。すぐに自分の罪を告白し、神の赦しを受け入れ、聖霊を受け、ダビデのように神が人生を新たなものにしてくださるという約束の成就を求めてください。そうすれば、再び「内なる」人が強められ、サタンに勝利することができるでしょう(エペソ 3:16-19)。
御霊の後の雨を受けるためには先の雨を経験しなければならない
私たちは、「後の雨」が降る時を迎えようとしています。もし「先の雨」(ヨエル2:23)である御霊の満たしを経験していなければ、後の雨の働きを受ける備えも、その働きにあずかる備えもできないことでしょう。今日、神がご自分の民に働きかけ、この素晴らしい経験へと導いておられると、私は信じています。
もしまだ聖霊のバプテスマを受けていないなら、一日たりともそれを遅らせてはなりません。聖霊を受けることは、私たちの生活において第一にすべき何よりも大切なことです。この賜物によって、他のすべての賜物がもたらされるからです。聖霊の満たしにより、私たちの無気力は感動に、弱さは強さに変えられ、私たちの証しはペンテコステの日以来見たこともなかったような力をもって行われることでしょう。
話し合いのための個人の読み物:
キリストの義を経験するために必要なこと
今日のディボーションの冒頭で述べたように、キリストの義が私たちのうちに現れることを経験するためには、日ごとに聖霊のバプテスマを経験しなければなりません。キリストは御霊のバプテスマによって私たちのうちに生きておられます(ヨハネ14:16-18、第一ヨハネ3:24)。この経験によって、私たちはその生活と神への奉仕において、イエスに似た者となるように導かれるのです。イエスがお戻りになるときにお会いする備えができている人にとって、御霊に満たされる経験は、選択肢の一つではありません。それは必要不可欠なことなのです!ですから、この本を読んだすべての人が聖霊の満たしを日ごとに経験できるようにと、私は祈っています。私たちが苦難の時を乗り越える信仰を持ち、誘惑と罪に完全に勝利し、キリストのご再臨に備えるためには、聖霊のバプテスマが終始変わらぬ生活の一部となる必要があります。
それ以外に、自己に満足しきった信仰のないラオディキア人のような状態を捨ててキリストのご再臨前の最後の危機に備える方法はないのです。エレン・ホワイトは、このことを次のような言葉で確認しています。
教会を正しい位置に引き上げ、間近に迫った争いに神の民を 備えさせることができるのは、聖霊のバプテスマ以外にはないのである。 レター1889年15号
私は、あなたが神の教えを真摯に受け止めるよう祈っています。もし聖霊のバプテスマの約束を日ごとに求めていないなら、一日たりとも待たず、この素晴らしい祝福を求めてください。聖霊の満たしは、他のすべての祝福をあなたにもたらし、キリストとの驚くべき経験に導いてくれるからです。
第8日 祈りの焦点
聖霊のバプテスマ
あなた自身と教会のためのリバイバル
神様が教会とあなたを導いてくださり、日々イエス様のために聖霊に満たされたミニストリーを経験できるように。
あなたの祈りのリストにある人
第8日 話し合いのための質問
もし私たちが聖霊を悲しませてしまったとわかったら、第一ヨハネ1:9は私たちにどのようにする様に言っていますか?
キリストは私たちのうちにどのように生きておられるのでしょうか?
サマリヤの信徒、サウロ、エペソの信徒は、水のバプテスマを受けたとき、自動的に聖霊のバプテスマを受けたのでしょうか。使徒8:12-17; 9:17-18; 19:1-6 10.
ペンテコステの日以降、信者が聖霊のバプテスマを受けるためによく使われた方法は何ですか。使徒8:12-17、9:17-18、19:1-6
キリストの義を体験することは、私たちをどのように導くのでしょうか?
なぜ聖霊のバプテスマは、私たちの生活の中で一貫していなければならないのですか?
あなたの人生で、無気力が気力に変わり弱さが強さに変わった経験を挙げてください。
神様の指示を真摯に受け止めるためにはどのような行動が必要でしょうか?
第8日 心の準備と挑戦
今日一日を通して、神様が今日の読み物とより深い議論の中であなたに語っておられることを思い出し、それをあなたの人生に適用できるよう助けてくださいとお願いしてください。
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