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"聖霊に支配されるとき"(32日目:6月4日)

  • 247unitedprayerjap
  • 2022年6月2日
  • 読了時間: 6分

更新日:2022年6月3日


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"聖霊に支配されるとき"

Don MacLafferty著


カナダ、アルバータ州の、大草原の向かいにある小さな教会でリバイバル集会を終えた後のこと、一人の女性が恥ずかしそうに妻のエイプリルと私に近づいて来て言いました。「私の教会にリバイバルを呼びかけに来ていただけませんか?私たちにはどうしてもリバイバルが必要なんです!」


「あなたの教会の牧師に、私に電話をするよう言ってください。神様が呼ばれるなら、私たちは行きますよ。」と答えました。それから数ヶ月が過ぎましたが、何の連絡もありませんでした。私たちは彼女の教会のために祈りました。

ある日、牧師から電話があり、教会のリーダーたちに話をしに来てくれないかと誘われました。私は雪の中を車で移動しながら、祈りました。教会に入ると、身震いしました。暗い廊下を歩き、ようやく見つけた脇の部屋には、落胆した様子のリーダーたちが、私たちと話をするために小さな輪になって待っていました。


短い祈りの後、話をするよう促されました。私は、神様が他の教会や学校のためになさったことについて話しました。そして、すべての人に対し、悔い改め、赦し、そして変えられた人生を送るようにとお呼びかけになる神の力について、喜びをもって話しました。しかしそのグループは完全な沈黙の中で聞いていました。あまりに大きな沈黙でした。


"あなたの教会のことを教えてください "と、私は促しました。


「ええと…」一人が口を開き、言いました。「リバイバル週間なんて、ここで上手くいくわけがないんです!」他の声も続きました。「私たちは忙しすぎて、週に1,2日以上来れません」「私たちは、文化や出身国によって完全に分断されています。何があっても団結できないんです。」最後に、別のリーダーがこうまとめました。「ここではリバイバルは起きないでしょう。」

私は息を吸い、心の中で祈りを捧げ、「神様は何でもおできになります」と答えました。「神様に不可能はないのです」と。リーダーたちは床を見つめ、私が来てくれたことに感謝しながら、ドアまで送ってくれました。


しかし、神様はそこにいた数人の指導者の心を動かされました。彼らは祈り始めたのです。彼らは祈りに祈りました。そして神様はそれをお聞きになりました。私のもとに、リバイバル集会を行うための招待状が届き、神様はエイプリルと私に行くようにとお呼びになりました。


私たちは、リバイバル集会の前にできるだけ多くの人を集めて祈り、小グループのリーダーになるための訓練を受けてほしいとお願いしました。彼らは同意してくれました。私たちは約束した夜に、30人か40人の祈りのパートナーが来てくれることを願いながら、広い教会に足を踏み入れました。一人の人が熱心に集会の準備をしていました。しかし結局、現れたのは、8、9人でした。遅れてきた人も多くいました。彼らは、本当は都合が悪かったのに、と言っていました。私たちは彼らと共に祈り、訓練を授けた後、とても心配な気持ちで教会を後にしました。


神様は、もう一度教会に行って祈り、人々を訓練するようにと言われました。教会員たちは、今回はもっと多くの人を連れてくると約束しました。約束の日、私たちは期待に胸を膨らませながら訓練に向かいました。しかし、一回目よりもさらに少ない人数しか集まりませんでした。それでも私たちはひざまずいて祈り、神様の約束を唱えました。


ある少年(デックスと呼ぶことにします)が、私たちの祈りの輪の中で、母親の隣に座っていました。彼は手を振り、私がそれに気づくと、唐突に言いました。「僕は小グループのリーダーになることができますか?」彼はまだとても若かったのですが、リバイバルに対する情熱は大人顔負けでした。


私は、「うん、できるさ!」と断言しました。「君のお母さんとチームを組んで、一緒にやるといいよ。」彼は月よりも大きな笑顔を見せ、母親の目は涙で光っていました。神様は私の心に、「小さな子供が大人を導くのだ」と囁かれました。


リバイバル集会の初日の夜が来ました。デックスと母親は、私がリバイバルを呼びかける間、椅子を丸く並べた正面に座っていました 。彼らは小グループを御言葉と祈りで導きました。聖霊がご臨在していたのです。


ある参加者は、初日の集会後、「明日の夜はもっと人が減るだろうね」と言いながら帰宅しました。しかし、私たちは押し進めました。毎日数人で、その教会のすべてのメンバーのために祈りました。教会に出席している人のためにも、もう出席していない人のためにも祈り続けました。一人一人の心に聖霊の愛と力が注がれるようにと、神様にしかおできにならないことをお願いしたのです。


すると毎晩、2人や3人ではなく、多くの人々がやって来るようになりました。老いも若きも来ました。仕事場から作業着のままで来る人や、長い間、教会に来ていなかった人もいました。聖霊が心にお働きになり、人々は部屋の中を歩き回り始めました。今まで話したことのない人に話しかけ、集会の前に共に食事をするようになりました。互いに恨み合っていた人たちは過ちを認め、許しを請いました。心が頑なになっていた人は、心が砕かれ神の愛を受けました。中には初めて神の愛を受けた人もいました。


聖霊が働いておられたのです!神は暗闇を照らし、散り散りになっていた人々を再び神の家族とするためにお集めになったのです。それが聖霊のお働きです。


ドン・マクラファティは、イン・ディサイプルシップの創設者兼社長です。神はドンと妻のエイプリルの心に働きかけ、聖霊の力によって日々、老若男女をイエスとのリバイバルに導いています。また、教会や学校と共に、親が子供を弟子として訓練し、宣教の準備をすることができるよう取り組んでいます。


ハートチャレンジ

祈りとリバイバルは密接に関係しています。今日の証しでそれがよくわかりました。あなたの教会ではどうですか?リバイバルは起こっていないのでしょうか?それは、真剣な祈りが足りないからではないでしょうか?もしかしたら、神様は、あなたの教会のリバイバルのために祈り始めるようにと、あなたに呼びかけておられるのではないでしょうか?あなたの教会で祈りのパートナーを見つけて、個人、状況、そして教会全体のリバイバルのために祈りながら、神様に導いていただいてはどうでしょうか?


私たちの内に聖霊のお働きを許すとき、何が起こるか想像してみてください。


お祈りのお願い

  • あなたの教会のリバイバルのために、また牧師や長老が聖霊に満たされるように祈りましょう。

  • リバイバルのために祈るパートナー、あるいは複数の祈りのパートナーを神様が与えてくださるように祈りましょう。

  • すべての教団、教区、教会の指導者の上に、また各ミニストリーやその指導者の上に聖霊が注がれるように祈りましょう。

  • たとえ、信仰によって一歩を踏み出すことを意味するのであっても、「ヨルダン川」を渡ることを意味するのであっても、聖霊が導かれるままに応答できるように祈りましょう。

  • エゼキエル書36章25~27節とエゼキエル書37章の御約束を唱え、神様が真のリバイバルをもたらされるのを見守りましょう。霊的に死んだ人々や教会は、聖霊によって再び生きることができるのです。

  • あなたの祈りのリストに名前のある7人のために祈ってください。

 
 
 

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